オマケ情報として大学の書籍コーナーに行くと、英語資格のTOEICと同じくらい溢れている就活本について私見を述べておきます。(オマケ情報なので読まなくても結構です)
▮ 就活本
真面目な人ほど、大学受験時の参考書を買うが如く、まずは本でじっくりと就職活動について学ぼうと就活本と呼ばれるハウツー本に手を出します。有名どころは「面接の達人」や「絶対内定」シリーズでしょうか。「バイブル」にはじまり○○編とか別冊が何冊もあり、一式そろえるだけでも結構なお金が必要となります。著者の商売魂がひしひしと伝わってきますね。
では、こういった就活本は買えば、肝心の志望動機は作成できるのでしょうか。
答えはNOです。
まず、読んでみればわかることですが、こういったハウツー本をいくら読んでも、最も大切な志望動機の書き方は分かりません(面接マナーとか適したスーツなどを知るには役立ちますが)。志望動機作成に必要なことは1に企業研究、2に業界研究だからです。志望動機が書けないから、次の1冊とシリーズ本を買い集めることとなり、それでも志望動機が書けないので別の著者の本を買う…、こうした負のスパイラルに陥る学生が、毎年履いて捨てる程います(就職が決まらない人ほど)。
また、こうした本は20○○年版と書いてあることが常であり、最新版をやたらと強調して購入を迫りますが、内容は数年前のものと9割以上同じです。どうしても欲しいのであれば、サークルとか部活の先輩からもらうか、古本屋で買いましょう。ただでさえお金のかかる就職活動、こんな書籍で無駄にしていては勿体ないです。
※ただし、情報入手方法のページでも紹介した、秀和システム社の「証券業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」ような業界の動向とカラクリシリーズは別で、これらは本当によくまとまっています。なぜか就職活動中の学生はこうした本を嫌う傾向にありますが、業界をまとめた本は就職した後も使うことになると思いますので、絶対に行きたい業界があるならば、ケチらず最新版を購入しましょう。
※ただし、情報入手方法のページでも紹介した、秀和システム社の「証券業界の動向とカラクリがよ~くわかる本」ような業界の動向とカラクリシリーズは別で、これらは本当によくまとまっています。なぜか就職活動中の学生はこうした本を嫌う傾向にありますが、業界をまとめた本は就職した後も使うことになると思いますので、絶対に行きたい業界があるならば、ケチらず最新版を購入しましょう。
▮ SPI対策
大企業は就職希望者の数が非常に多いので、まずエントリシートで1次スクリーニングを掛け、筆記試験で2次スクリーニングをかけます。さて、この第2のスクリーニングであるSPI対策はやるべきか、というのはよく意見の分かれる話題ですが、これは絶対にやった方が良いです。なぜかというと、案外、SPIの点数というのは採用判断の材料のひとつとして使われているからです。
採用活動というのは、非常に短期間での人の採用決定作業であり、事前にその候補者の客観的資料の一つとしてSPIの結果があるわけですが、やはり高得点を叩き出している学生の場合、面接する前から「頭の良い学生」という先入観が入ります。逆もしかりです。これが、どれだけ面接試験にプラスに働くかということは、想像に難くないでしょう。
そもそも会社側も参考にしないような指標を得るために、お金を出して業者から試験問題を購入するわけがないではないですか。
特に大学受験を私立大一本に絞り、数学は中学レベルでも危ないという学生は、定評のある1冊をきっちりと仕上げておいた方が無難です。
対策本は何でも良いと思いますが、もしまだ何も買っていないのであれば、定評のあるSPIノートの会の本が良いでしょう。
対策本は何でも良いと思いますが、もしまだ何も買っていないのであれば、定評のあるSPIノートの会の本が良いでしょう。
SPIノートの会 津田 秀樹
洋泉社
売り上げランキング: 323
洋泉社
売り上げランキング: 323
▮ 内定をたくさん取った先輩の話
(タイトルと関係がないですが・・・)例年、ソニーやキヤノン等の有名企業から複数の内定をもらった大学4年生が、これから就職活動を迎える学生に対して偉そうに講釈を垂れている場面に遭遇します。
こういった会合には、参加する必要があるでしょうか。
こういった人たちは、まるで自分が人生の勝者であるかのように偉ぶっているのが常ですが(まるで、秒速で×億稼ぐ某氏のように)、ではなぜソニーではなくキヤノンに決めたのか、と聞くと、驚くくらい低レベルな判断根拠を聞くことができます。就職活動を大学受験と同じように「合格」した気になっているのでしょうが、大切なのは、なぜその企業で働こうと決めたのか、という意思決定プロセスです。仮に、あなたが志望している会社に内定した先輩の話であれば、聞く価値はあるかもしれませんが、そんな都合よくマッチした人には滅多に会えないでしょう。
こういった会合には、参加する必要があるでしょうか。
こういった人たちは、まるで自分が人生の勝者であるかのように偉ぶっているのが常ですが(まるで、秒速で×億稼ぐ某氏のように)、ではなぜソニーではなくキヤノンに決めたのか、と聞くと、驚くくらい低レベルな判断根拠を聞くことができます。就職活動を大学受験と同じように「合格」した気になっているのでしょうが、大切なのは、なぜその企業で働こうと決めたのか、という意思決定プロセスです。仮に、あなたが志望している会社に内定した先輩の話であれば、聞く価値はあるかもしれませんが、そんな都合よくマッチした人には滅多に会えないでしょう。
要するに、こうした内定コレクターの話と言うのは、就活本と同じなのです。あなたの志望動機作成にはほとんど役に立ちません。
話を聞くのであれば、それは志望企業の現役社員に聞くべきです。OB・OG訪問の有用性については、既に述べているのでここでは書きませんが、学生と社会人からとでは、得られる情報の質と量には、雲泥の差があります。
▮ その他
(更に関係がないですが・・・)最後におおざっぱなアドバイスをしておきます。世の中には無数の企業があります。その中で、自分に適した企業を見つけるのは至難の業です。選択肢が有り過ぎで迷うとは思いますが、とりあえず新卒で入る会社は大企業にしましょう。大企業とは何か、の説明はここではしませんが、一つの指針は日経225銘柄企業、もしくはそれに準ずる企業です。最低でも東証一部に上場している会社に入りましょう。
なぜ大企業が良いのかというのは、この「就活性へ」というオマケ記事を読んでみてもらえれば、分かると思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。このサイトが皆様の志望動機の作成、ひいては就職活動全般の御役に少しでも立てたなら、幸いです。(転職編はこちら)
なぜ大企業が良いのかというのは、この「就活性へ」というオマケ記事を読んでみてもらえれば、分かると思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。このサイトが皆様の志望動機の作成、ひいては就職活動全般の御役に少しでも立てたなら、幸いです。(転職編はこちら)
<まとめ>
☑ 就活本は、どうしても読みたければ古本屋で安く買おう。
☑ 逆にSPI対策は本を買ってしっかりとやっておこう。
