就活生へ

俺は、もうすぐで就職して1年目になる社会人だ。一応証券取引所には上場はしているが、規模は地方のスーパーマーケットくらいのメーカーで、そこの人事部に配属された。

そして、会社の仕組みをしった。

会社で偉ぶっている役員連中は、全員、某銀行出身者らしい。新卒で入社した生え抜き社員は執行役員という、詳しくは知らないが法的には役員ではない地位どまりで、社長以下重要なポストはすべて某財閥銀行の出身者だった。役員以外でも、企画部長、経理部長、人事部長、営業部長・・・理系以外の部門トップはすべて元銀行員、いわゆる天下りだ。世間知らずなもので、天下りって官僚しかしないのだと思っていたのだが、銀行も似たようなことしているのだ。

さらに酷いと思ったのが、そいつらの一人が社長になったのち、会長→相談役と延々と居座り続けることだ。とくに、最後の上がりである「相談役」というのは、まさに池田信夫氏のいうノンワーキングリッチの代表格のようなもので、週に2、3日しか出勤しないにも関わらず、給料は1000万近くあるし、個室に運転手つきの車、秘書までついている。「○×クラブ」とか、わけのわからない会合に出席する費用も全部会社の経費だ。こんなのが、会社に3匹もいるから驚きだ。最長老は80代後半で、いつまでいるのかと思ったら、死ぬまでいるのだそうだ。まさに会社の寄生虫。いや、癌細胞ともいうべきか。

普通は会社の社長がなんとかすると思われそうだが、そいつらもいずれは相談役という名の寄生虫になる予定なので、見て見ぬふりだ。日産のカルロスゴーン社長は、こういった連中を一掃したと聞いたことがあるが、日本人にそういう改革は無理なのだろう。

銀行員ほどうじゃうじゃいないが、もちろん某官庁からも天下りは来ている。こいつらは役員ではなく「特別顧問」という役職なのだが、毎日、新聞読んでインターネットで遊んでいるだけなのに、月収100万、年収で1200万円ももらっている。冗談ではなく、本当だ。たぶん、こういう奴はいるだけで会社に仕事が入ってくるから1200万円以上の価値はあるのだろうけれど、旧帝大の工学部を出て一体何をしているのか。

天下りというのはメガバンクとか官僚の連中にしてみれば福利厚生の一つなんだろうな。その日の生活にも苦しむ派遣社員の若者がいる一方で、こういうジジイどもが楽して金を吸い続けている。これが、今の世の中の仕組みだ。

就活生へ、絶対に子会社とか中小企業には行くな。業界の最大手とかメガバンクへ行け。こういう隠れた福利厚生があるんだよ。


<追記>
俺の会社の平均年収は40歳で500万円前後と、決して高いわけではない。人事にいるから給料がわかるんだ。にも関わらず銀行員達は死ぬまで会社から甘い汁を吸い続ける。それが、許せない。

<追記2>
要するに俺がいいたかったのは、「若いうちから仕事を任せてもらえる」とか「やりがいが大きい」とか「新人でも戦力」などといった、中小企業独自の宣伝文句に騙されないでほしいということ。それは会社の規模に関係ありません。そして、おいしい部分は全部、メガバンクや親会社出身者とか官僚とかが座っている可能性が高いです。

そういった宣伝に踊らされることなく、最初から中小なんて考えず大手を受けまくって、それでも駄目だった時に中小企業を受けてみてください。

おわり